森羅万象から学ぶブログ

ポジティブとはなにか

よくポジティブと楽観主義を混同してしまう人がいる。

そこには明らかな違いがあるはずなのだが、それを明確に説明してくれる人は少ない。
 
まず楽観主義とは何かを考える。
楽観主義とは言い換えれば能天気だろう。
つまり、考えることをせずに未来を肯定的に捉えているということだ。
 
対しポジティブ、前向きは考えた上で肯定的に捉えることを指すと考えている。
つまり、起こりうることを考え尽くしてみた結果、こう考えて動くしかない→だからやろうという状態である。
 
ここから言えることは、ポジティブに至るまでには悲観的な瞬間と、一種の諦めが必要であるということである。
 
悲観的というとそれこそ悲観的な思考タイプだと捉えられかねないが、楽観主義でなく物事を捉えるには必ずこの過程が必要なのである。
最悪の事態を考えて、今できることだけを抽出する。
多くの夢物語を諦めることによって、取るべき行動が決まってくるということだ。
 
そこまできて、「怖い」と感じる。
その「怖い」を、考えに考えた実行計画による論理で打ち倒せることがポジティブなんじゃないだろうか。
 
ざっくりしてますが、そんな風に考えてます。