2019年10月に読んだ本3行レビュー
#論理的思考 を強化するうえで必要なスキルを論理的に書き出したもの
もちろん論理的に考えることには訓練が必要なんだけど、連想して分解してといったプロセスには背景知識が影響してくることも書かれていて良い
論理的とは何かを捉えると、じゃあどういった方法を使えばそれが実現できるかが見えてくる
#PMBOK の入門書として 個々の細かい方法論は置いておいて、まず立ち上げ ⇛ 計画 ⇛ 実施 ⇛ 監視といった基本的な流れを押さえておくだけでも、なぜ問題が起きているかが分かるようになる
原点に立ったうえで試行錯誤をすれば、必然的にPMスキルはついてくる
型無しにやるトライではその伸びしろが短くなってしまうため、押さえておきたい
以前新書を読んだ際は少しとっつきにくかったが、まんがで読むとかなり分かりやすくなった
仕事におけるドキュメントの存在意義と、そこから導き出される原則は非常に論理的で美しくもある
この本にも書かれている通り、日本語という言語自体が論理構造を壊しがちなため、特に日本人はこういった基礎を学ばなければならない
よくある #時間術 といえばそれまでなんだけど、スプリント開発の概念を個人の時間管理術に持ち込んだ点が面白い 共著のため、意見を押し付けることなく実験結果として開示してくれている点がグッド
まずその日何をするかを決めてやる、圧倒的に時間を奪われる「無限の泉」に気付いて対処することからはじめれば、少しずつでも豊かな時間ができてくるだろう
#箇条書き というか #アウトライン の本
構造化、物語化、メッセージ化といった3点でポイントがまとめられている
アウトラインはもっと標準化されるべき知的生産技術であると思う
10月は少々ビジネス書に偏りがち
ちょっと仕事の枠で考えるのに飽き疲れてきたので、今後は哲学書や歴史書などにシフトしていきたい
上に上がれば上がるほど、小手先のテクニックでは通用しないなぁと感じつつ、やっぱり技術的な話はちゃんとキャッチアップしていかないとWebの世界は辛いなぁというのを日々感じています