2019年7月に読んだ本3行レビュー
PMBOK入門書としては最高。
PMBOKの概要と、章構成をしっかり理解できる。
時間はかかるだろうが、全体像を理解したら後は各知識エリアを掘り下げていくだけかな。
100年時代を生き抜く上での、学び方を説いた良書。どんどんやって失敗しないと、学びは無いよと。自ら場所を作るとか、そういったアクションはもっとやっていきたいな。
オードリー若林によるキューバ旅行記。上述の『学びの教科書』でもあった、「越境して学ぶ」を実行している本。違う文化や人に触れることで、人は殻を破れるんだなぁと。
Scrapbox読本とかでも有名な倉下さんのタスク管理入門本。基礎となる考え方や用語はもちろん、「タスク管理とは何か」の言語化を試みた画期的な本である。少しずつやって改善していく、というポイントは持っておかないとしんどくなるので、そこだけでも。
公私共に充実しつつあり、それに伴い読む本の精度も少しずつ上がってきた。8月以降はより実務的な本を読んで、勤めている企業や周りの人へ還元していくような動きをしようかなと。
2019年6月に読んだ本3行レビュー
ちょっと内容が薄いかなといった感じ。
本を読むことは本来楽しいことだし、もっと自由に読みましょうと。読書論本としてはよくある内容かと。
ChatWork創業者が、いかにして自分は自分にしかできない業務に従事し、チームを動かすかを説いた本。
宣伝本と言えばそれまでだが、デジタルを活用したTipsやチームビルディングのヒントが多数。
マニュアルや研修に動画を活用するというのは、もっと流行って良いと思う。
マーケティング業界を事業会社(クライアント)と支援会社(代理店)に分けて、どうすればキャリアアップしていけるか、を説いた本。
成長ステップのところを自身がやってきた/やっていることと照らし合わせると面白い。
結局はスキルを掛け算した人の価値が高まっていくが、キャリアを考えて何に時間を注ぐかは慎重に検討する必要がある。
コクヨの人が書いた分け方の本。
分け方を変えてみるだけで解ける問題が多いことを教えてくれる。
まず3つに分けてまた3つに分けて、という点だけでも実践してみると面白いかも。
半期で読んだ本は30冊くらい。月5冊くらいですかね。
図書館で乱読するようになってから、少しずつ習慣化と読む本の当たり率が上がっている気はする。
下期はPMBOKの原著や、もう少しお金の本を読んでいきたいかな。
2019年5月に読んだ本3行レビュー
1800-1900年代フランス辺りの日常を捉えた秀逸な短編集。『マドモワゼル・ペルル』とか好きだなぁ。良質な短編集は美しい。
池澤夏樹氏による知的生産術。本の選び方や読み方は非常に参考になる。デジタルとアナログのバランスが取れていて秀逸。
情報収集において丸ごと説いた本。「思考のループを作る」ことを基本としている。重複して情報収集してしまわない方法や、テレビとの付き合い方など読みどころあり。
ビジネスメールについて説いた本。
社会人であれば誰もが扱うメールのスキルの話のため、一読の価値あり。
あえて返信を遅らせるとか綺麗な書き方とかヒント多数。
元Microsoft日本トップの成毛さんの本。
10年前の本だが、現代にあった生き方を提唱している。
固くなりすぎてる人が多いので、もっと自由にやりましょう。
うーん、ちょっと内容が薄いかな。
もう少し読む読まないの取捨選択が必要か。
1日のスケジュールの組み合わせ方などは参考になるかも。
Prime Readingにて読了。
漫画でシュミレーションしているため、イメージしやすい。
とにかく試して、試し続けることを説いた良書。
ヨットレース優勝を目指すチームを率いる著者によるプロジェクトマネジメント本。
全然ホワイトカラーの仕事には関係なさそうに見えるが、チーム編成やマネジメント手法は参考になる項目が多々。
ある程度読み飛ばしてプロジェクトマネジメント関連のまとめだけ読めば良いかと。
2019年4月に読んだ本3行レビュー
いちばんやさしいInstagramマーケティングの教本 人気講師が教える「魅せるマーケ」勝利の法則 (「いちばんやさしい教本」シリーズ)
- 作者: 甲斐優理子
- 出版社/メーカー: インプレス
- 発売日: 2018/08/22
- メディア: 単行本(ソフトカバー)
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広告代理店の中の人もこんな本読んでます。
Instagramにめっちゃ詳しい著者が戦略から運用レベルまで網羅的に赤裸々に書いてくれている。
動きが速いので変わりゆく情報ではあるが、投稿数やハッシュタグの付け方など、一つのベンチマークとして。
とある展覧会で見つけた絵本。机の上に置いてあるりんごを見た子供が、「これは本当にりんごなのか?」を考えるという哲学的な内容。
あらゆるものに疑問を持つ力を身に付ける上でうってつけの良書。
一見ありきたりな啓発本だが、実践的。
まず朝夜30分の時間を確保することを推奨している。
まず改善する時間を作る、デバイスを最適化するといった方法論的なため、何か大きく変えたい人にはオススメ。
知的生産の教科書と書いてあるんですが、論文の書き方ですね。ビジネスマンには少し学術論的すぎるかと。論理的な文章の組み立て方を学ぶ上では、一読の価値あり。
なかなか尖ったリーダーシップ論。リーダーのあるべき姿を示す。少々古い時代感もあるが、背筋を伸ばしたい時にはオススメか。
佐々木俊尚による人間関係論。
ソーシャルも良く知る著者ならではの、緩く広く繋がる生き方を説いている。多様化する人間関係で悩んでしまう方にはオススメの現代的コミュニケーション論。
才能を天才、秀才、凡人に分類し、それぞれの役割や生き方を整理した良書。自分や周りの人間を分類してみると、どうやって勝つか、どうやって皆の才能を最大化するかが見えてくる。
人をマネジメントする立場にある人は、読んでおいて損はない良書。
2019年3月に読んだ本3行レビュー
- 作者: ルドミラ・ゼーマン,Ludmila Zeman,松野正子
- 出版社/メーカー: 岩波書店
- 発売日: 1993/07/08
- メディア: 大型本
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何かの本で見かけたため手に取った大判の絵本。
男同士の友情が描かれたストーリーで面白かった。
絵本は大きいのが難だけど、たまに読んで子どもができた時見せてやりたい。
まんがで読破シリーズ。
昔好きだったファーブル昆虫記を読んでみる。
本もまた読みたくなるファーブルの探究心に触れられる本。
ベーシック・インカム - 国家は貧困問題を解決できるか (中公新書)
- 作者: 原田泰
- 出版社/メーカー: 中央公論新社
- 発売日: 2015/02/24
- メディア: 新書
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ベーシックインカム賛成派の著者による本。
現代の日本で起こっている問題とベーシックインカムの成り立ち、ベーシックインカムが日本の問題の解決策になることを説いている。
月7万はすぐにでも可能とのことなので、いずれはくるものなのかも。
ビッグデータと人工知能 - 可能性と罠を見極める (中公新書)
- 作者: 西垣通
- 出版社/メーカー: 中央公論新社
- 発売日: 2016/07/20
- メディア: 新書
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機械と人類の違いから、ビッグデータと人口知能といったビッグワードを読み解いた本。
違うものだから取って代わることはない、使える人間になろうというのが論旨。
データ分析とかちゃんと理解しておくと、この先の未来に活かせるだろうと思う。
デジタル・ポピュリズム 操作される世論と民主主義 (集英社新書)
- 作者: 福田直子
- 出版社/メーカー: 集英社
- 発売日: 2018/05/17
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デジタルによって政治がどう変わっているかを説いた本。
トランプ当選の裏側など、初見の話もちらほら。
既に嘘の情報が我々の世界に影響を与えており、メディアリテラシーの重要性を教えられる。
元博報堂の著者が広告代理店の実態を書いている。
何が学べるという本ではあるが、業界研究や中の人が読めば自分がどうポジショニングしていくべきか見えるかもしれない。
広告業界に新しい方にオススメの書。